泰佑さん、ありがとう。
2025年10月8日、珪肺(けいはい)のため永眠されました。
泰佑さんと初めてお会いした日は雨でした。
最後にお会いした日は、体調を少し壊されているというお話を聞き、メロンを持ってご自宅にお伺いした日でした。玄関先でメロンをお渡しし、すぐに帰る予定でしたが、話が長くなり気づけばご自宅の中が蚊でいっぱいになってしまったのです。奥様とあらあら、なんて言いながら蚊取り線香を焚いた姿がつい昨日のように感じます。
僕が脳梗塞で倒れた際、手を握って「無理の無いように」と仰っていただいたことも忘れません。泰佑さんの手が冷たく、逆に大丈夫ですか?なんて話も。(笑)
泰佑さんならではの柔らかさや、少し意地悪気味なボキャブラリーのようなことを学ばせていただいたような気がします。この写真はそんな表情ですね。後ろの泰山タイルがまるで後光がさしているよう(光背)にも見えます。
打ち合わせや展覧会の際には、話題のクロワッサンやお団子を一緒に食べた思い出も。祇園の高級クラブにも連れて行っていただきました。帰りに「蕎麦を食べて帰ろう。オススメの店がある。」と言われ、行ったお店が臨時休業で不服そうな顔をされていたのも良い思い出です。そう、意外と食べた思い出ばかりだったり。(笑)
四十九日が過ぎ、泰佑さんに会いに行った日も雨でした。12月25日クリスマス。祭壇にケーキをお供えさせていただきました。泰佑さん、ありがとう。
